ヤマハベースモーションB MB−40
フレットレス改造
販売価格¥42000

(ヤマハのソフトケースが付属しますが、経年の汚れがあります)

  
フレットレス改造をしたMB−40になります。
販売時期は’94年〜2007年の様です。仕様などはヤマハHPの過去モデルを参考にしてください。

選択に迷いましたが、弦は一般的なワウンド弦(巻き弦)を使用しました。
スケールは854mmでミディアムスケールなので、使用弦はダダリオEXL170M(045〜100)を張っています。
チューニングはレギュラーで調整しました。

弦高は24f最終フレット位置で、1弦1・7mm、4弦2・0mm(共に約)で調整しました。
ピック弾き、指弾きで確認しましたが、音が詰まるような症状はありません。
フレットレスでありますが、基本的にクリーンな音が出ています。
しかし、ピッキングの強さ、指でのはじきの強さなどで一部のポジションで
フレットレス特融の「ミーン」といったビビリ音がするかもしれません。
そのビビリ具合の判断は難しいですが、いわゆる「フレットレス特融の・・・」とされる音の範疇で納得いただけると思います。


以下、改造点、組み上げに関してのお知らせです。

 
各ピックアップの配線材交換を行い、テストを兼ねて配線を銅板で覆うノイズ処理を試みました。
(銅板はポットへハンダしアース処理されます)

 
ツマミはオリジナルではありません。配列も違うかもしれません。
ネック側のツマミはピックアップのセレクターで、ポットにはセンタークリックがあるので、ポイントワッシャーを追加し、
目盛5がフロントPU、リアPUのミックス位置です。
ツマミは真ん中がマスターボリューム、ブリッジ側がマスタートーンです。

 
ポット、コンデンサー、ジャックなどはオリジナルを流用しています。
配線材交換済みです。

  

 
24f全てのフレットを抜き、白色のツキ板を抜いたフレット溝に入れます。
指板調整後、ウレタントップを吹きました。
指板の処理として、エポキシ処理などもあるようですが、作業内容、テストなどを含めウレタントップを選択しました。

  
ナットは黒プラスチックから、漂白牛骨へ交換しました。

 
ナット溝の深さですが・・・理想は指板の始まり位置に軽く接触するくらいギリギリまで溝を切ることが理想だと思います。
しかし今回の場合、塗装してあるので弦の硬さ、チューニングによる張力に塗装が耐えられません。
と、なると、時間の経過により食い込む現象になり、開放弦でビビリが出る、1fとの音程の差が無くなってしまう…など
デメリットが多いように感じたので、マスキングテープ2枚(約0・2mm)ほどの高さを設けました。
(弦の下と、指板との隙間が約0.2mmという意味です)


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