ARIA PRO II 
RS WILDCAT STD−3
アリアプロII ワイルドキャット


  

状態の説明
1986年頃のモデルの様ですが、当方のカタログ内容とちょっと違う部分があります。
ピックアップが一般的なものではなくバータイプのポールピースです。
古モデルなので、ボディーにはすり傷、小さい凹みなどがありますので、相応の経年変化があると思ってください。
以下、状態の説明と、付属品などの説明を記載しますのでご参考ください。

1弦のオクターブ固定の六角ビスがありません。

しかし、上面からの六角固定ビスがあるので駒が動いてしまうことはありません。
(オクターブ調整時にあった方がちょっと便利なだけで…)
(6角ビス以外であれば通常鉄工ビスでの代用が可能だと思います。)

アームは付属しません。
汎用の6・0mm径のアームが入ります。

(当方のゴトー製フロイドのアーム6・0mmがOKでした)


ブリッジ自体は、ボディにベタ付けするタイプではなく、水平状態でボディーから数ミリ浮くフローティング仕様です。

 
入手時、部分的に音詰まりの症状があったので、すり合わせを行いました。
元がエントリーモデルということもあり、ネック自体の多少のねじれがあるようです。
(決して重傷ではなく、多くのギターにもみられる軽度の範囲内だと思います)
ロッドの効き自体には問題がありません。
弦高は6弦2・1mm、1弦1・8mm(共に約)で調整し、通常弾く分には何も問題がありません。
ネックの握りは細めです。

しいて挙げると、1弦が若干内側寄りかもしれません。

  
ザグリ内部の導電処理は無し。配線・ポットなどは廉価パーツの様です。
リアピックアップはトーンポットがスイッチポットなのでタップできます。
ピックアップセレクターは5点式なのでハーフトーンが可能です。

ピックアップは、フロント・センターはハム風で、通常のシングルコイルの音ではありませんが、
ちょっと高音寄りの音が粗目で、クランチ程度の歪みでは、その粗めのトーンがとてもよい音に感じました。
リアピックアップはちょっと高音寄りトーンの普通のハムバッカーと思います。
(当方の小さなマーシャルでの試奏なのであくまでも参考程度に。)

 
ナットは溝切り調整と、余分な高さを再整形しました。
ボディーとネックのジョイント部分はヒール加工されているのでハイフレット部分も弾きやすいです。


以上、古いモデルなので、ボディーへのスリ傷、打痕などが多少あります。
普通に使用する分には特に問題は無いと判断しています。
改造用のギター、半音下げなどのセカンドギターなど・・・
普段使いのギターには最適だと思います。


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