ＧＲＡＳＳ　ＲＯＯＴＳ　　Ｇ−ＦＲ−６２ＧＴ

グラスルーツ　Ｇ−ＦＲ６２（フォレストタイプ）　販売価格￥２８０００（税込）
ケースは付属しません。

年代は不明です。ギター本体は２０１２のカタログにも掲載されているモデルです。
写真だと確認しずらいと思いますが、トップ面はツキ板によるトラ目仕様です。
２００４年のＥＳＰカタログ〜２０１２年現在のカタログにも掲載されていますが、ボディー材は「アッシュ」と明記されていますが、
このギターは、バスウッド？にトラ目のツキ板での仕様のようです。

　
こういった変形ギターに多くみられる症状でどうしようもないのですが、とがった部分には凹み、塗装の欠けがあります。
しかし、そのような部分には当方で補修してあります
（テストを含んだ作業なので、あくまでも補修としてお考えください。）

トップ面、裏面などには経年のすり傷などもありますが、程度としてはキレイな方だと思います。

　
ピックアップは、ダンカンデザインの物です。
カタログ上では、「ダンカンデザイン」の記載は無く、「ＧＨ−１Ｇ」表記でカタログの年代によっては
ダンカンデザインの白文字が無いモデルもあるようです。

リアエスカッションが純正で無ため、幅が少しフロントに比べると狭いです。
ネジ穴も少しあっていないので、エスカッションの穴を拡張して取り付けてあります。
（使用には全く影響はありません）
　
　

　　
ブリッジとネックポケットの深さの関係で、弦高調整がギリギリの位置であることから、可変範囲確保するため
ネックポケットには１・０ｍｍのスペーサーを製作し、ネックを取り付けました。

ポケット部分とボディーの取り付け部分に塗装の亀裂があります。
（ストラトなどに多くみられる症状です）

ロックナットブロック、ビスは新品を使用しています。

　　
ケーブル差し込みはサイドからです。
ポット、スイッチ類はオリジナルのままです。
マスタートーンがスイッチポットになっているので、フロント・リアピックアップがタップされます。

　　
フレットに１か所だけ、気になる小さな凹みがあったのですり合わせを行いました。
フレットサイドは少し丸めるように整形し、滑らかに仕上げました。

以上、仕様、修理点などを掲載しました。
ネックポケットにスペーサーを入れた以外、特に大きな変更点はありません。

ネックの握りは若干太めな気がしますが、弾きにくいことはありません。
軽量でヘッド落ちもすること無くバランスは良いです。
当方の小さなアンプでの確認ですが、エントリーモデルの様な音の貧弱さは無く
現状でも十分ですが、しっかりしている分、逆に、ピックアップ交換、配線、ポット、スイッチ交換などを行うことで
より実戦向き無ギターになるのではないでしょうか。

以上です。

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