リフィニッシュの一例として、ラグーン・ブルー風を塗装しました。
実際にヤマハSG2000MTのラグーンブルーを見てきて調合してみました。
オリジナルの方はかなり「群青」な感じで、私の調合したブルーは、
まだちょっと赤味が足りないかな・・・?コクのある水色といった感じでしょうか。
光の加減でボディーはちょっと明るい感じに映っています。
6月29日現在ラッカートップ乾燥中です。
以下、塗装剥がし、着色、トップ吹きまでの作業手順です。
元になったギターは中国製の廉価ギターです。
ボディー材は合板材にトップ材(タモ?)を貼ってあるようです。
こういったギターは一様に下地塗装の状態が良くありません、
どこまでがサンディングなのか?サンディングに色を混ぜている?など・・・。
塗装を剥がすには、かえってこういったギターのほうが手間がかかりますね。
塗装剥がし後、ボディー整形には苦労しました(^^;
ヤニ止め後、サンディング。ベタ塗りのため下地を白で行い、より平面を出すため
サンディングを再度5回ほど吹き、整えました。
ピックアップカバーはEMGタイプなので着色しちゃいます。
エスカッションは、ボディーと同色のブルーで着色します。
乾燥を待つ間、フレット調整を済ませておきます。
ネックのそりを調整しつつ、フレットすり合わせ、指板磨きを終わらせました。
水研ぎを#1500まで終わらせ、バフも終了です。
配線、ピックアップなどを取り付けました。
廉価ギターのナットは切りっぱなしが多いのでちゃんと整形し、磨きます。
6弦高2・0mm、1弦高2・0mmで調整しました。
完成です。
ブルーにピックアップの白、弦のシルバーがとても綺麗です。