2013年2月分


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ボディー塗装

すでにDIYで塗装が剥がし終わっているボディーを塗装します。
細かい傷、凹みなどがありますが、生地調整で消えるもの、消えないものはパテなどで修正します。

 
生地調整を済ませ、オールラッカー仕様のためラッカーサンディングを吹き終えました。

  
オーナー様ご希望のヴィンテージホワイト風で着色し、ラッカートップは吹きっぱなしの仕上げとなります。
サンディング、トップ共ラッカーのオールラッカー仕様です。


イーストウッド ベース
リフィニッシュ

 
ボディーを黒ベタ塗装(ウレタン)、ネックも同様黒ベタに塗装します。

 
塗装をはがし、生地調整を行い、ウレタンサンディングを吹きました。ネックも同様の処理を行います。

 
ボディー、ネック共、ウレタン黒ベタ塗装を行いました。


磨き後、組み上げ作業になりますが、パーツ取り付けの精度が甘い部分があり、細かい部分で補修作業があります。

 
ジャック付近のピックガード穴が不良で、ジャックを引き抜く際、ピックアガードがめくれ上がってしまいます。
元のビス穴はそのままで、両端にビス穴加工可能な下地を探し出し、両脇ビス2本を追加で補強しました。
他、ピックガード取り付けビス位置が合わなくてたわみが出ている部分なども対応しました。
リアピックアップ取り付けエスカッションも同サイズで製作しました。

  
黒ツマミに交換し、総合調整後作業終了です。


ギブソン レスポール 
ノイズ・導電処理


トグルスイッチザグリ、コントロールザグリ、各パネル裏にノイズ・導電処理を行いました。

 
続けて、ピックアップザグリにもノイズ・導電処理を行いました。


総合調整後、作業終了です。

スタインバーガー
リフィニッシュ

 
白黒ライン、ナンバーを入れるリフィニッシュを行います。
塗装をはがし、サンディングを吹きました。


ナンバーの位置を決めます。


文字は赤で着色し、ボディー・ネック共白黒塗装を行いました。
仕上げは、磨きなしのラッカートップ吹きっぱなしの極薄塗装で仕上げました。

 
ストラップピン位置などの変更を行い、弦を張り総合調整後、作業終了です。

ギブソンアコースティックギターJ−45
ネック裏塗装修理

 
溶けてしまった塗装を修復します。

 
不良塗装部分を剥がしてしまい、再塗装を行いました。
こういった部分塗装の場合、色合わせが困難なことが多いので色の誤差などは、
お預かり前にオーナ様と確認を行います。

ギブソンES−335
ピックガード製作

 
茶ベッコウでピックガードを製作しました。

アイバニーズ プレステージ
トップ面リフィニッシュ、特殊配線など・・・

 
ボディートップ面のリフィニッシュと、ヘッドトップ面のリフィニッシュです。

 
トラ目は薄いツキ板が貼ってある仕様なので、塗装をはがす際、特に慎重に塗装をはがします。
 
 
PRS風の生地に直接着色法で、オーナ様ご希望の色に着色し、サンディングを吹きました。

 
ウレタントップを吹き、ヘッドトップ面も同様トップを吹き乾燥させます。

 
ハムタップ用のミニスイッチ穴を2か所開け、高さ調整のための追加ザグリも行いました。

 
オーナー様ご希望の特殊配線のための図面を送っていただき、配線動作確認をおこないました。
配線図の誤動作の訂正など大変時間がかかりましたが、ご希望の配列にすることができました。


フレット磨きを行いました。

  
磨き作業終了後、組み上げます。
弦を張り、総合調整後、作業終了です。

フジゲン ES335
ビグスビー取り付け

 
ビグスビーを取り付けました。弦アースはブリッジ部分からリアPUへ引き込みました。
弦を張り、総合調整後作業終了です。

フェンダーストラト
ピックアップ増設など…


リアシングルピックアップをハムバッカーに変更し、その他の部分も調整します。
 

弦を押さえたときに音詰まりがあるので、すり合わせを行いました。

  
リアハム用のザグリを行い、ピックガード裏、コントロールザグリ内部にノイズ・導電処理を行いました。
フロントピックアップは配線変換地点でのハンダ不良があり、ハンダやり直しで復活しました。
リアハムバッカーはダンカンSH4のトレムバッカーTB4へ交換し、CRL5点式スイッチに交換しました。

 
総合調整後、作業終了です。

フェンダー ストラト
フレットすり合わせなど…

 
1〜3弦下のフレットにV字の凹みがあり、チョーキング時引っ掛かる症状のため、すり合わせを行いました。

 
コントロールザグリとピックガード裏に、導電・ノイズ処理を行いました。


回すトルクの軽いレトロスペックポット、CRL3点スイッチ、スイッチクラフトジャック、配線交換を行いました。


総合調整後、作業終了です。


ヤマハ パシフィカ
桑田佳祐氏モデル風に改造

 
フロント、リアはハムピックアップに変更、テレキャスター用のブリッジ、リアッピックアップザグリなどの変更を行います。

 
リアハム用のザグリ加工を行い、テレリアピックアップ用のはみ出してしまう元ザグリに関しては
当て木を製作し、接着。加工後はタッチアップ着色を行いました。


リアハム変更に伴い、オリジナルテレ用ブリッジから、ノントレモロ用ブリッジに変更します。
弦の通し穴は、オリジナル状態を使用します。リアピックアップエスカッションの干渉なども確認し、取り付けました。


ピックガードもオリジナルでは、テレ用ブリッジとエスカッションではサイズ、位置などが違うため、
交換後のサイズ、位置に合わせたピックガードを白パールで製作しました。
フロントにはハム用のピックアップ穴を開けました。


持ち込みのピックアップを取り付け、組み上げていきます。


CRL3点式スイッチ、CTSポット、スイッチクラフトジャック、配線交換を行いました。

 
オリジナルペグはゴールドでしたが、持ち込みのシルバーペグに交換、テンションピンも交換しました。

   
シルバーツマミに交換を行い、弦を張り総合調整後、作業終了です。
実機の資料が少ない中、オーナー様にはご協力いただきありがとうございました。




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