2014年6月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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Pプロジェクト ストラト
フロイド変更、トレムキング取り付けなど・・・


オリジナル状態にはフロイドローズが付いていますが、フロイドザグリを埋めて、
新たに、トレムキングというブリッジシステムに交換します。

 
金属製の外枠がありその上にブリッジが取り付けられているので、外枠を外します。

 
必要な深さを確保し、元の外周より少し大きめなザグリを新たに空け、残っているビス穴をダボで埋めます。
新ザグリにぴったり合った埋め木を製作し、圧着させます。

 
交換するトレムキング用の貫通穴を空けます。
それと同時に、ブロックが可変する箇所にザグリを追加加工しました。
(表面を残し、ボディー奥にザグリを加工することが大変困難でした。)

  
ロックナットから、ローラーナットへ変更しました。

  
仮組みを行った際、フロイドからシンクロタイプのブリッジに変更にともない、
その高さの違いから、ネック取り付け自体を深くしないといけないことが判明しました。
そのためネックポケットの深くザグリ加工を行いました。

 
さらに取り付けが低くなったことでピックアップ関係の高さ調整にも関連していることが判明し、
ピックアップザグリにも追加のザグリ加工を行い、あわせてノイズ・導電処理も行いました。

 
スプリングハンガー位置も変更になるので、元のビス穴を埋め、
仮組みの再、判明したザグリがスプリングに干渉してしまう部分を削り落としました。


ローラーナット変更後、1、2弦には通常のテンションピンに変更しました。
元のテンションピンは埋めて着色加工を行いました。


黒ジャックプレート、黒メタルツマミに交換し、組み上げていきます。


細かい部分の微調整を行い、組み上げ完了です。

   
ロックナットからローラーナットへ変更、フロイドタイプブリッジから、トレムキングブリッジに変更など
大掛かりな加工が必要な作業でした。


ジャクソン ダグ・アルドリッチモデル
 
ジャックの接点不良のため、同型のストレートジャックに交換しました。


クレーマー 
すり合わせなど

 

各フレットの弦下の凹みがあるので、すり合わせを行いました。

 
ロックナットから通常ナットに変更しているので、そのナットを無漂白牛骨ナットに交換しました。
オーナー様のご希望で1弦、2弦は張らないので溝を切りませんでした。


6〜3弦までを張り、作業終了です。


セイモアダンカン製 ストラト
ナット交換など・・・

 
弦下のフレットの凹み、1弦13フレット〜19フレット、2弦13フレット〜19フレット付近に
チョーキング時の音詰まりなどの症状があるため、すり合わせを行いました。

 
無漂白牛骨ナットに交換しました。

 
半音程度アームアップできるようにブリッジをフローティングさせる調整で総合調整を行いました。
当初、1弦、2弦にチョーキング時の音詰まりがありましたが、
今回の場合すり合わせ、調整でかなり解決することができました。
(音詰まりに関しては、指板Rが関係してくるので各ギターの状態で解決度合いが違います。)


CANYOU アコースティック
 
ナット溝が深く、開放弦で1弦に接触してしまう弦があるのでナット交換を行いました。
漂白牛骨ナットに交換しました。

 
あわせて、弦高が高いため、ブリッジを削り可能な限り低くしました


ギブソンSG
ナット交換など…

 
漂白牛骨ナットに交換しました。

 
スイッチ、ポットなどのパーツはそのままで、配線材のみヴィンテージクロスワイヤーに配線交換を行いました。


弦を張り、総合調整後、作業終了です。

グレコ レスポール
 
指板の汚れと、サビが出ていたフレットを磨きました。


ペグ取り付けビス穴が緩くなってしまっているので、元穴をダボで埋め、改めてビス穴を開け直しました。


弦を張り、総合調整後作業終了です。

リッケンバッカー ベース
塗装補修

 
ネック裏の塗装欠けを補修しました。

バスカリーノ エレアコ
弦高調整

 
元の弦高が高いので可能な限り低く調整します。
オリジナルのブリッジはそのまま残すご希望なので、新しいブリッジを整形します。
元は12フレット上で6弦が2・7mm、1弦で2・1mm程ありましたが、
整形後は6弦が2・0mm、1弦で1・5mm程に下がりました、
余り下げてしまうと各方面に悪い部分が出てくるので上記数値で作業を終了しました。


フェンダージャパン テレキャスター
フレット交換、ピックアップ交換など…


オーナー様のご希望で古くなってしまったパーツなどを全面的に交換、修理していきます。

  
フレットの凹みが多くあるので、フレット交換を行いました。
(フェンダージャパンパーツ、ビンテージ#660を使用しました。)
交換後は、周りの色に似せた着色を行い塗装も行いました。

  
サーキット関係も、プレート含めすべて交換しました。
CTSポット、CRL3点スイッチ、スイッチクラフトジャックに交換しました。


フロントピックアップは、ディマジオDP156(ハムバッカーフロムヘル)に交換しました。

 
フレット交換、指板塗装後、ペグを前のモデルと同型のゴトー製ペグに交換しました。


ブリッジ本体は、テレSPLブリッジに交換後、高さ調整を行ったイモネジに交換しました。

  
ジャックプレート、ストラップピン、ストリングスガイドなど・・・
細かいビスなども交換しました。

 
その他、細かい調整加工を済ませ、
弦を張り、総合調整後作業終了です。




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