2015年9月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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ギブソン レスポール
 
くすんでしまったフレットを磨き、弦を張り、総合調整後作業終了です。


フェンダー ストラト
ナット交換など…

 
無漂白牛骨ナットへ交換しました。


ピックアップ取り付けゴムが経年で使えなくなってしまったので、バネ式に交換しました。
1音ほどフローティングをさせるブリッジ調整を行います。
弦を張り総合調整後作業終了です。



フェルナンデス テレキャスター
フレット交換、ブリッジ交換など…

下の作業前の状態を掲載忘れたため作業内容を追加します。
 
ブリッジ交換、フレット交換、ペグ交換など全面的に改造を行います。


フレット交換のため元のフレットを抜きます。指板面を整えた後新しいフレットを打ち込みます
フレットを入れた後すり合わせを行いました。


フレット交換に伴い、ナット溝が合わなくなってしまうため無漂白牛骨ナットに交換します


Fキーペグから、ゴトー製SGS510ノーマルタイプに交換しました。
不必要なビス穴にはダボ処理を行います

 
リアピックアップをダンカンSPH90(ファットキャット)へ乗せ換えるため、リアハム用のザグリを開けることと、
ブリッジをフィックスタイプ(ゴトーGTS101)へ変更のための加工を行います。

  
オリジナルテレキャスターブリッジのオクターブ位置と、GTC101ブリッジのオクターブ位置が違うため、
裏通しの弦穴位置などが変わってしまいます。
GTC101に合わせた弦穴を開け、弦止めブッシュを入れます。
元の弦穴、ブッシュ穴はダボ処理して埋め、バック面のブッシュ穴ダボに目立たないように着色を行いました。


SPH90に付属しているエスカッションはアーチ加工がされているので、ボディー平面に合わせて
エスカッション下部を平面に合わせた削り加工を行いました。


ブリッジ本体のサイズとネックポケットの深さの関係から、高さ合わせのためのスペーサーを作り、ネックを取り付けました。
その後、ナット交換・溝切りを行いました。


フロントピックアップは取り外しの仕様で、弦を張り総合調整後作業終了です。

上記作業終了後、以下の追加ご依頼をいただきました。
  
CTSポット、ビタミンQコンデンサー、ハイパス用のオレンジドロップコンデンサー、
配線交換、テレキャスター用のメタルツマミに交換しました。


ヒストリー アコースティックギター

お預かり時オーナー様と確認して任意の位置にストラップピンを取り付けました。


持ち込みネック、持ち込みボディーによるギター製作
 
EMG用のフロントピックアップザグリはすでに開いているので、センターピックアップ、リアピックアップはEMGシングル取り付け。
センターとリアの間にダンカンハム用のザグリを開けます。


EMGシングル用のリアザグリを開けた後、リア、センターピックアップの中間にダンカンハムバッカー用のザグリを開けました。
EMGと通常ハムバッカーとはトグルスイッチで切り替えを行います。


塗装済みネックに、持ち込みペグ「ゴトーSGS510マグナムロック」を取り付けました。


通常ナットから、フェンダーローラーナット用にナット部部を加工、取り付けを行いました。


持ち込みのローズ材でハムバッカー用のエスカッションを製作します。
ピックアップの位置、ブリッジ位置などの仮確認を行いました。


ウィルキンソンブリッジの取り付け仮組みと、トレモロノーの取り付け確認を行いました。


ネックプレート取り付けから変更のため、ローゼット取り付けパーツ用の加工を行いました。


全てのパーツ取り付け確認を行った後、塗装に入ります。
ボディートップ材のトラ目を際立たせるPRS風の加工を行った後、トップ面・バック面含めヤニ止めを吹きました。


ヤニ止め後、サンディングを吹き乾燥させます。


見本の色を参考に着色しました。
トップ面バーストの外周色をサイド~バック面に着色しています。
着色後、ウレタントップを吹き乾燥させます。


配列はピックアップ切り替えのため2系統をトグルスイッチで切り替えます。
1つはEMGシングル3個を5点式スイッチで切り替えるものと、もうひとつはダンカンピックアップが単体で鳴るもの。
ピックアップを取り付けて、配線を行いました。


裏パネルの取り付けなど、細かい製作などを終え、全体の組み上げを行い作業終了です。


アイバニーズ NRBベース
ヘッドヒビ補修、リフィニッシュなど・・・

  
赤ベタにボディーリフィニッシュ、ヘッドトップ面をナチュラル塗装に、
ヘッド裏にヒビがあるので、補修を行います。

 
2か所ヒビがあります。深さはどの程度か解りませんが、任意の深さで溝の切り込みを行い補強材を製作。
補強材をクランプで圧着後、整形を行いました。


パーツを外し、塗装をはがしました。


ヘッドトップ面は塗装をはがしナチュラル塗装へ。
裏面も補修跡などがあるため、トップ塗装を行いました。


元の塗装をはがした後、ボディー表面を整え、サンディング~着色~ウレタントップ塗装を行いました。
乾燥後、磨きを行いました。


ジャックはボディーに取り付けるタイプで、ザグリ深さとボディー厚みの関係で、スイッチクラフトジャックのロングタイプに交換しました。
ブリッジ駒の上下調整ができなくなっているので、ネックポケットにスペーサーを製作しました。


赤ベタへのボディーリフィニッシュ、ヘッド裏の亀裂修理、ヘッドトップ面ナチュラル塗装。
ボディー磨き後、全体を組み上げて作業終了です。


フェンダーストラト リフィニッシュ(ウレタン塗装)

サンバーストからダフネブルーへリフィニッシュします。
パーツなどを全部外しました。


塗装をすべて剥がし、サンディング前のボディー面を整えます。


塗面を整えた後、ヤニ止め~ウレタンサンディングを吹き乾燥させます。


ダフネブルーで着色を行い、ウレタントップ塗装~乾燥~磨きを行いました。


各パーツを組み上げていきます。


組み上げ後、弦を張り総合調整後作業終了です。
ボディー面とプレートの間に保護プレートを使用しました。
ダフネブルーにメイプル指板と白ピックガードが見た目にもとてもキレイなギターになりました。





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