リペア一期一会2006年5〜6月分


リペア一期一会に戻る


ご意見・ご質問などをお聞かせください

6月30日

パーツを全部外します。PUはオリジナルではありません4芯化も含めて配線もやり直します。
ボディーRには打痕などあります。あまりにも大きい凹みはある程度修正し、
小さい凹みなどは生地調整の時に直します。

6月28日(水)

ペーパー処理後、ヤニ止め、サンディングを吹き着色まで終了。
用意されていたロゴを張り、トップ塗装へ入ります。

6月27日(火)

フロントPU追加に伴い、スイッチポット新設、PUの位置の確認です。

6月26日(月)

元のプレベのPUザグリをジャズベPUザグリに変更します。埋め木はオーナー様が用意されました。
ヤマハBB‐Xはエスカッションが付いているので元のザグリは直線なのですね(リア)。
ジャズベPUの耳?を追加して、フロントには通常のジャズベPUザグリを行ないます。

6月25日(日)
フェンダージャパン・ストラトのボディーリフィニッシュです。

パーツを全部外し、塗装を剥ぎます。ウレタン塗装でした。やはり塗装自体は厚めでしたね。
ウレタン、ラッカーに限らず、塗装工程として一人でやらない場合は厚く塗り次工程に渡す・・・
だと思うのでどうしても厚く塗るんでしょうね。一見1Pにも見えますが、サイド数センチほど
の継ぎ足しがある3P材です。

6月24日(土)
フェンダー・ストラトのネックリフィニッシュ、配線、コンデンサー交換など・・・

元の色はかなり焼けていて濃いオレンジです。指板はオーナー様が一度剥がされているようで
色が違っています。傷、吹きムラなど確認しました。
ヤスリにて徐々に剥がしていきます。(新ロゴはオーナーがご用意されています。)

6月22日(金)
オールドグレコSGナット修理、ブリッジ交換。

修正したナット下修理に改めてナットを交換しました。
ナットはビンテージボーンを使用したため、白で無くクリーム色ですね。
ブリッジはオクターブ駒のビスなどの欠品があったため同様のプラスチック駒ブリッジへ交換です。
指板下ロッド埋め木処理、指板接着、PU修理、ピックガード処理など・・・全て終了です。

6月21日(水)
ご依頼いただいているギターをご紹介いたします。

フェンダー・ジャパン・ストラトを極薄塗装リフィニッシュ。
SG1500にセンターPUを追加、VOも追加します。

6月20日(火)
ご依頼が増えてきたため、更新が送れています。申し訳ありません。
現在お預かりしているお客様のギターを紹介いたします。

ヤマハBB−X(黒)、ジャズベPUのザグリ、すり合わせ、配線修理・・・など。
フェンダー・ストラト(’90年モデル)ネックリフィニッシュ。
ヤマハSG1000、リフィニッシュ、配線修理など・・・。のご依頼をいただきました。

6月14日(水)
千葉のY様、MOON製ベースの配線、総合調整のご依頼です。

バルトリーニのプリアンプが搭載されています。黒い箱(プリアンプ部)は分解が不可能なため
再配線をする本数は数本しかありません。ちょっと強引ですが、開かない箱の下から出た
配線部はそのままで、10mm下から以降をベルデン製配線材を継ぎ足し、交換しました。
アース線も太いものに交換済みです。
オーナー様はお引渡し後バンド練習があり、早速このベースを使い、
感想をメールでいただきました。「弦を交換したときなどブライト差を実感できる。
ドラムとの練習では音が鮮明に良く解るらしく、特にバスドラムと一緒に絡むベースの低音が凄く気持ち良く叩いていて楽しかった。」と、ドラムの方からも評判が良かったようです。
ありがとうございました!

6月13日(火)
オールド・グレコSG、指板再接着、ロッド補修など・・。

指板下、ロッド埋め木が1F付近から無く、ロッドを回すと指板ごとめくれ上がってしまい、
指板がはがれている状況です。慎重に押し広げ、接着剤を流し込みます。
1日乾燥後、足らないロッド埋め木を作り接着します。

6月12日(月)
オールド・グレコSG、ピックガード、スタッド作業です。

スタッドアンカー「T」型のフチがピックガードを押さえつけてしまっているため、ピックガードが
外せない状態になっています。これでは不便なのでアンカーフチと同型のスペーサーを作り
ピックガードにも同径の穴を空けることにより、取り外し可能となります。
(下のPU改造と作業掲載が前後しました・・・(^^;

6月11日(日)
エピフォン・カジノ、サンディング〜着色作業です。

サンディング終了、1日乾燥後、塗面を整えバースト着色です。バック面は一色です。
バーストは中央が黄色、バースト部分は茶色と黄色の中間な感じで吹きました。
バインディングが白いので前出のES−135風の着色をします。

6月10日(土)
ディバイザーST作業終了です。
 
左の写真が前、左がリフィニッシュ完了の写真です。ピックガードも変更していますが
まるっきり別のギターですね。
発送は済ませてあり、ボディーが軽くなった。鳴りも良くなった。と感想をいただきました。
ありがとうございました。

6月9日(金)
ディバイザーST、ピックガード製作、裏導電処理です。。

ピックガードはベッコウ風から白黒白の3Pへ変更し、裏に導電処理を行いました。

6月7日(水)
アコースティックギター「ビリー」の修理です。

ストラップピンを新設し、指板・フレット磨きです。
手前が磨いた後のフレット、かなり錆びがきていました。フレットの錆びは、
触った感じももちろん、弾き心地にかなり影響があります。

6月6日(火)
グレコSG、ピックアップ分解作業です。

リアピックアップが通電していないため分解して、配線を確認します。
「MAXSON」の刻印があります。中央がカバーを外した写真です。修理した形跡は確認できま
せんでしたが、コイル周りのテープを剥すと、結線自体されていないようでハンダ跡も確認
出来ませんでした。2本のコイルをテストしましたが通電はありませんでした。
内部で断線している可能性があり、断線している所までコイルをほどくこともできるのですが
オーナー様との協議の上、ここまでの作業で中止し、元に戻します。

6月5日(月)
ご近所のW様。20年程前に、神田小川町「カワセ楽器」でのオーダー・アコースティックギター
「ビリー」です。

1弦、6弦側とも1F辺りまで、バインディングの剥れがあるので接着します。
1日乾燥後、指板・フレット磨き、ストラップピン新設の作業です。

6月4日(日)
グレコ、ジャパンビンテージ?SG修理の続きです。

ロッド固定の埋め木が、1F途中までしかなく、ネックを調整しようとロッドを回すと、指板自体が
浮き上がってしまうため、足りない埋め木を作り接着し、浮いている指板も接着します。
接着材の届かない奥へはエアーを噴き接着剤を送りこみます。ちょうど1F位まで
指板がはがれ、接着剤が届いていることが確認できます。

6月3日(土)
ディバイザーネック着色。

ロゴは残すので、マスキングをしたかったのですが、最後にロゴを貼り付けたシールなので
マスキングで来ませんでした。したがって、ギリギリまでヤスリで塗装を剥し、
ロゴに残った色を参考に目立たない着色をネック全体に吹きました。で、トップ塗装です。

6月2日(金)
ディバイザーST白生地着色

オーナー様から、希望される白のバースト写真を送っていただきました。それを見本に着色しました。
外周は白のつぶし塗装で、その他は下地がうっすら見える感じのシースルーの白です。
着色後、バフを掛けない極薄塗装トップです。

5月31日(水)
ギブソンES−135作業終了です。


つや消し塗装だったボディーをつやのある通常塗装へ・・・。ヘッドも同様です。
再配線・コンデンサー交換のご依頼もいただいていたので交換しました。
Fホール新設の大きな変化ももちろんですが、バインディングの着色、ツヤボディーにも
かなり大きな変化がありますね。

5月26日(金)
エピフォン下地処理です。

ヤニ止め1日乾燥後、ネックがマホガニーなため導管を埋めるフィーラー処理を行ないます。
1日乾燥後サンディングを吹きます。

5月24日(水)
エピフォン下地処理です。

トップ材は合板なため、数度によるリフィニッシュによるサンディングなどで、薄いトップ材が
はがれてしまい2枚目?が出てきてしまっています。オーナー様と確認の上、作業を続けます。
ヘッドロゴ部は、薄いシールか?とも思いましたが、埋め込み式のインレイのようです。
サンディング終了後、ヤニ止めをしました。

5月20日(土)
ディバイザー塗装剥し、サンディング終了です。

ボディーのサンディングが終了しました。元の青がトラ目に若干残ってしまいます。
ヤスリを追いすぎてしまうと、ボディーの大きな変形となる可能性があるので
オーナー様に確認をとり作業を進めます。ヘッド部のロゴはトップ後に貼ったものなので
マスキングができないため、ロゴギリギリまでヤスリをかけ塗装を剥します。
ヘッドには着色がされているため、ロゴの残りの部分に色の差ができてしまいます。
写真でも確認できるとおり、元の木の色が白く、ロゴの部分は黄色いですね。

5月17日(水)
ディバイザーSTの塗装剥しです。

生地着色がされているため、完全に青を取り除くのは不可能です。
若干ですが、薄く青が残っています。オーナー様に確認の上、作業を続けます。
青生地着色、サンディングにも若干の青を混ぜていました。そしてトップを吹いているようで
塗装自体の厚みは結構ありました。ウレタン塗装でした。

5月16日(火)
エピフォンの下地処理です。

中央の赤は取れたのですが、合板材なため薄いトップ材が一部はげてしまっています。
オーナー様に確認したところ、数度リフィニッシュされていることが分りました。
下地調整の後、ヤニ止め、ネックのマホガニー部へのフィーラー作業を行ないます。

5月15日(月)
ES135のトップ塗装です。

写真左が塗装前。つや消しでした。塗面を整えて改めてクリアラッカー塗装を行ないました。
トップ乾燥期間中に配線関係を行ないます。

5月14日(日)
埼玉県のH様。60年代後半?グレコSG。

ブリッジ交換。ロッド溝、指板下に溝を埋めた板が無いため、ロッドを回すと指板を押し上げ、
指板が浮き上がってしまいます。少しでも改善するため、溝に板を入れ接着する予定です。
ブリッジスタッドでピックガードを挟んでしまっているので、現状ではピックガードを
外すことができません。スタッドを抜き、ピックガードの穴を空け直します。

5月12日(金)
ES135のバインディング着色です。

現状では真っ白だったバインディングに着色をしました。
つや消しトップ塗装をトップを吹きなおしバフがけをする為、ボディーの塗面をヤスリで改めて
整えます。わりと吹きっぱなしな感じだったため、塗装の凹凸があります。
これをヤスリで整えていきます。

5月10日(水)
エピフォンカジノの塗装剥し作業です。

数度、リフィニッシュされているようなので、古い塗装が出てきました。
これを剥すと、薄いトップ材を削ってしまい、若干次の材が出てきてしまう場所がありました。

5月9日(火)
下記作業の続きです。

4芯化の写真をとり忘れました・・・。右の写真は完成後です。
改造前はちょっと複雑で、パワーが落ちていましたが、配線終了後は15kΩ位ありました
かなりハイパワーなPUです。変えた印象は、やはりツヤがあり、音が前に出てくる感じです。

5月8日(月)
作業の続きです。

音詰まりの原因は一部のフレットがちゃんと入っていないためでした。
そのフレットを入れると低くなってしまうため、周りを合わせるために若干のすり合わせを
行ないます。PUは配線材を交換します。

5月7日(日)
埼玉県E様。ベースの調整、配線処理、レスポールのフレット調整のご依頼です。
オーナー様、掲載が遅れてすみません(^^;

イバニーズ製ベースは、配線・コンデンサー交換、導電処理、PU高さ調整。
ヒストリー製レスポールは、6〜8F辺りのみビビリがあり、フレット調整とPU配線交換です。

5月6日(土)
ギブソンES135の作業の続きです。

左右対称にセッティングするのに意外と神経を使いました。Fホール穴を空け、
生木になってしまったところに多少の着色を行ないます。
後の作業は、穴埋め、バインディグ着色、配線など・・・です。

5月5日(金)
ディバイザー製STリフィニッシュの続きです。

塗装方は、青で生地着色、サンディングにも多少青を混ぜているようです。
かなり濃い目の青でしたから。写真中央はトップ面のみを剥したところです。
さらに剥離作業を進めると写真右の様になります。生地着色により特殊目に塗装が染み
込んでいます。これを無くすのが大変で地味なヤスリ作業他ありません。
裏面、Rも同様な塗装なので剥すのが大変です。
こういった場合、Rの崩れはしょうがないですね。ある程度再整形します。

5月2日(火)
ギブソンES135。Fホール新設。

つや消し塗装から、ツヤありトップ塗装変更もあるのでパーツは全部外します。
写真右、ちょっとフラッシュの関係で見にくいですが、位置を決めました。

5月1日(月)
新潟県のI様。エピフォンのカジノをリフィニッシュ、配線関係作業のご依頼です。

60年代後半のエピフォン。センターのPUザグリは新設されたようです。
ノーマル・トグルスイッチだと、フロントは鳴らないので、一応無配線にします。
中央が黄色っぽく、周りが茶色のサンバーストをご希望です。
とりあえず、今の塗装を剥ぎます。