2007年10月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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10月1日(月)

オリジナルボディー製作のご依頼です。
お持込いただいたネックに合わせたボディーを作ります。本田毅氏モデル風です。
参考にするボディー、資料などを参考に設計します。
トップ材のメイプルは「AAAAA 5A」を使用します。バック材はマホガニーです。

10月2日(火)

’80年代のアリアスープラのご依頼です。
現状はパーツなどはバラバラで、錆びなどもあるため清掃、パーツ交換などを含め
キッチリ弾けるように再生します。フレットに錆びがひどいためキレイに磨きます。

10月3日(水)

トグルスイッチはスイッチクラフト製、ポットはCTS製、コンデンサーはオレンジドロップに交換します。

10月5日(金)

ピックアップ、ブリッジなどはオリジナルの物を使用し、組み上げました。
ケーラーの調整にはちょっと難儀しました。
ナットを締めていない状態だと、ナットと締め付けナットの摩擦が大きいため、
チューニングが狂いやすいんですね。
ナットを締め付け、アームを使っているうち徐々に狂わなくなってきました。

10月6日(土)

ボディーをカットし、ひじの部分のエルボーカット、裏のバックカット、ツノ部分などを整形
していきます。

10月7日(日)

以前ご依頼いただいたシェクターストラトのブリッジ交換です。
ウィルキンソンVSVGゴールドに交換しました。交換後、アームの高さに問題があり
VOツマミに接触してしまいました。ポットの高さを可能な限り低くし、アーム穴に
調整のスペーサーを入れ、解決しました。アームバネをパワースプリングに交換しました。

10月8日(月)

アコースティックギターの傷を消すため、バック面全面に新たにトップ塗装を行ないました。

10月9日(火)

ボディー整形後、確認のため仮組をします。見本のボディーとも比較確認しました。

10月10日(水)

フェンダーストラト、赤(トリノレッド?)から、3トーンサンバーストへリフィニッシュです。
パーツを外し、塗装を剥がし、ペーパーで生地を整えました。

10月12日(金)

フルアコのピックアップ取り付けです。
お持込いただいたフロントピックアップを取り付け、そのままになっていたリアも元に戻しました。

10月13日(土)

ワーウィック・ベースのフレット磨き、接点不良のジャック交換などです。
ブリッジ駒高さ調節のイモネジも交換します。

10月14日(日)

着色前に木目を強調するようにちょっと細工をしています。
ベタ塗りにはせず、木目が見えるシースルーの黒です。
塗りつぶして黒なので、その前で止めてしまうと黒には見えなくなってしまいますが、
黒っぽく、薄紫、薄茶の残る感じの黒・・・でしょうか。クリアートップを吹き乾燥させます。

10月15日(月)

着色の感じは、オーナー様のご希望で「わりと濃い目」で。赤味の部分は幅広のご希望が
ありました。黒部分は赤の太さを強調するためにも、若干細めで仕上げます。
中央部は濃い目のオレンジです。トップを吹き乾燥させます。

10月16日(火)

フェンダージャパン製ジャガーのご依頼です。
まず、ブリッジに、ブリッジ駒のガタツキを防ぐ「サドルフィット」を装着します。

10月17日(水)

ポットはCTS製に、ジャックはスイッチクラフト製に交換しました。
ピックアップには、ダンカン ホットフォージャガーに交換するので、ピックアップ性能を邪魔しない
ためにも、プリセット、トーン配線などを省略します。ピックアップ交換SW部では、
現存するスイッチを利用し、オンオフによりコンデンサーを通る配線をします。

10月19日(金)

ダンカン SJAG−2ホットフォージャガーに交換します。オリジナルのヨークなどを外し交換です。
SIT弦をはり、調整し終了です。オリジナルピックアップは約6kΩ、ホットフォージャガーは約
10kΩ、基本的なパワーアップ+配線交換の効果などあり、弱いジャキジャキした音から
ツヤのあるシャキッとした音になったと思います。
フロント・リアセットの交換なので、ミックス時にはハムキャンセルでノイズが減ります。

10月20日(土)

ナット交換です。ナットの溝の深さは、オーナ様の奏法上の都合で溝は深く仕上げてあります。

10月21日(日)

Pプロジェクト本田毅モデル風でご依頼いただいたギターが完成しました。
サスティーナー搭載ということで、配線に不備があり、お引渡し時に
ご迷惑おかけしてしまいましたが、オーナー様に教えていただき再配線をし終了です。

10月22日(月)

トリノレッドから、3トーンサンバーストへリフィニッシュ完成です。
サンディングも含めオールラッカー仕様です。

10月23日(火)

ピーヴィー、ヴァンヘイレンモデルのリフィニッシュです。
オーナー様の手によりほとんど塗装が剥がされています。しかし、生地着色されている塗料が
まだ木目にかなり残っている状態でした。フロイドザグリ部分を含め改めて生地調整をします。
生地調整後、ラッカーサンディングを吹き乾燥させます。

10月24日(水)

ブレイド、ヴァレイアーツの配線修理です。

10月26日(金)

オーナ様所有の実機を色見本にします。バーストは初期エディーモデルを参考に2トーンで
仕上げました。トップ塗装後、乾燥、水研ぎして完成です。
ボディーのみのご依頼なので、組上げなどは無しです。

10月27日(土)

ギブソンES−335 ギタースタンドのゴムの部分がラッカーに反応してしまい溶けてしまいました。
その部分を修理します。

10月28日(日)

溶けてしまった部分を整え、凹みなどはサンディングで平面に。着色後トップ塗装します。

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