2007年12月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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12月1日(土)

フェンダーテレキャスターデラックス オリジナルのピックガードを元に白パール材を使用します。
ピックアップ穴は、ピックアップ変更に伴いサイズ変更してあります。
ザグリ内部、ピックガード裏にに導電処理をし乾燥させ、配線、コンデンサー交換などを済ませます。
オリジナルのコントロールを利用し、各ピックアップのVO、マスタートーン、トグルスイッチによる
ピックアップ切り替えに変更してあります。

12月2日(日)

組み上げて完成です。フロントピックアップは、ケンアームストロングのwpu900v、
リアピックアップはヴァンザントのヴィンテージbを使用しました。
ヴァンザント・ヴィンテージは、音のツヤときらびやかさが素晴らしく、特にバレーコードを弾いた
時の音の分離感が特にキレイに感じました。wpu900はハムサイズでのp−90の音です。
オリジナルのギブソンだと、固体によってはモソモソした感じがありますが、良い意味で
音の丸みがある、p−90らしさを強調した音に感じました。

12月3日(月)

シェクターストラト 古くなって錆びてしまったブリッジ駒のイモネジ交換、ポット・配線交換、
総合調整などのご依頼でした。やはりEMG、シングルでもノイズが少なかったです。

12月4日(火)

1960年代中頃のモラレス。黄色く変色しているので白へリフィニッシュします。
サビなどでビスが回らないためネックは付けたまま作業します。

12月5日(水)

塗装を剥がしました。塗料を完全に剥がした後、生地調整をし、ヤニ止め、サンディングを吹きます。

12月7日(金)

フェルナンデス・ストラト。詳しい年代はわかりませんが古いモデルです。
ピックガード交換含め、シエナバーストへリフィニッシュします。

12月8日(土)

パーツを取り外し、塗装を剥がしました。生地調整後、ヤニ止めします。

12月9日(日)

アイバニーズ・ベース。倒してしまった時に一部指板がはがれてしまったため接着します。
ロッドに注意し、接着剤を流し込みクランプにて再接着します。

12月10日(月)

塗装を剥がし終え、ペーパーにて生地を整えます。この後はヤニ止め、サンディングを吹き、
着色、トップとなります。本来ならネックを取り外しての作業なのですが、なにぶんにも古いモデル
につき、ネック取り付けボルトが回らなく、ネジ頭だけもげそうなのでオーナー様確認の上
取り付けたまま作業しました。

12月11日(火)

サンディングを吹き、ピックガードを白3pを使用し製作しました。

12月12日(水)

着色を終えました。トップ含めウレタン塗装です。

12月14日(金)

シエナサンバースト風へ着色です。中央の薄黄色、バースト部分の特色オレンジと
その部分をつなぐ特色を吹きました。トップを吹き乾燥させます。

12月15日(土)

フェンダージャパンストラト。ペグのツマミが壊れて外れてしまっています。新品へと交換しました。

12月16日(日)

フェンダー、レリックストラト。無漂白のビンテージボーンでナット交換と調整です。

12月17日(月)

1960年代モラレスのリフィニッシュ終了です。焼けてしまった塗装を剥がし白へ着色です。

12月21日(金)

フェルナンデスストラトのリフィニッシュ終了です。
サンバーストから、シエナ・サンバースト風へ着色して、ピックガードも白へ変更しました。

12月22日(土)

フェンダージャパン、ジャガー。以前、ピックアップ交換、配線作業などを行ないましたが、
今回は、ピックガードを赤ベッコウへ変更、ピックアップ切り替えスイッチをトグルスイッチへ変更。

12月23日(日)

トーンの位置を利用し、トグルスイッチを新設しました。ノブの頭はシルバーへ変更です。
お持込のチタンブリッジ駒へ交換し、総合調整後、作業終了です。

12月24日(月)

ギブソンレスポールカスタム。ポットの入れ替えのついでに配線交換、逆に傾いてしまう
PUの位置を改善します。

12月25日(火)

カタリスト、ヤン・アッカーマンシグネイチャーモデル。
ジャックプレートネジのガタつきをパテにて補強。

12月26(水)

上、カタリストの作業の続きです。アース不良につき、アース線を新設。
スイッチポットのハンダがあまりきれいではないため、ハンダやり直し、他2本の配線交換。

以上で2007年度の作業は終了です。

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