2007年7月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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7月1日(水)

フェンダーテレキャスター 大村憲司氏のテレキャスに改造します。
フロントにハムバッカーを取り付け、シングル切り替えのミニスイッチも増設します。
ギターマガジン03年9月号の特集記事を参考にします。

7月2日(月)

大村氏はハム改造後、ザグリを2回り大きくしたとのこと。今回の改造も同様、一度通常ハム
ザグリをしてから、2周りくらい大きくザグリを拡張しました。
配線材に70年代中半のクロスワイヤーを使用しました。

7月3日(火)

ブリッジ駒は各弦独立調整できる物へ交換。総合調整後、完成です。
テレキャスシングルPUとの音のバランスが気になりましたが、意外にも悪いことは無く、
使用したダンカン・セスラバーモデル自体、あまりクセが無く優しい音色なのも一因でしょうか。

7月4日(水)

ESPの10年位前のモデルだと思われます。ネックの取り付けは「サイバージョイント」という方式
で、一見取り外せるように見えますが、接着されています。
固定式ブリッジからウィルキンソントレモロへ、リフィニッシュ、PU交換など全面的な改造です。

7月6日(金)

フェンダーアメリカンシリーズ?のクリムゾンレッドのリフィニッシュ、PG製作他です。

7月7日(土)

ツノ部分のボディーカットです。

7月8日(日

上記の続き作業です。ご来店いただいたときにカットのご希望を聞いて、後日改めて参考になる
写真を送っていただき、前ボディーと馴染むようなカットを施しました。

7月9日(月)

ウィルキンソンブリッジを載せるので、スタッド穴、スプリングザグリ作業です。

7月10日(火)

フェンダーマホガニーストラト、パーツを外し、塗装を剥がし、ペーパーで生地を整えました。
この後、フィーラー処理、サンディングにはラッカーを吹き、オールラッカー塗装にします。

7月11日(水)

塗装を剥がし、ペーパーで生地を整えフィーラー、乾燥後サンディングを吹きました。

7月13日(金)

ヤニ止めを塗り、乾燥後フィーラー、ラッカーサンディングを吹き乾燥させます。

.7月14日(土)

シェクターカタログの紫を参考に着色です。ラッカートップを吹き乾燥させます。

7月15日(日)

フェンダージャパン5弦ベース。配線修理、ナット交換などのご依頼です。
パーツを外し、ノイズ導電処理を終え、乾燥です。

7月16日(月)

ポット、ジャック、コンデンサー、配線材交換を行ないました。

7月17日(火)

ナット交換終了後、調整を行なったのですがネックの取り付け角度に問題があり、
スペーサーを入れ、差込み角度を調整してから再調整を行ない、作業終了です。

7月18日(水)

ラッカーサンディングのため、通常サンディングより乾燥期間を取ります。
ご希望色はアイバニーズのダークヴァイオリンサンバースト風で着色です。
ラッカートップを吹き乾燥させます。

7月20(金)

ラッカートップ乾燥期間を利用し、追加でご依頼いただいた、ノイズ導電処理、PG製作をします。
PG材には濃茶ベッコウを使用しました。

7月21日(土)

トレモロレスからウィルキンソンへ。PUはフロントにビルローレンスのL500、リアにディマジオ
Dソニック、スイッチポットによるPUセレクターに変更。写真はないのですが、
ネックも極薄塗装してあります。フロントにL500だと、歪みすぎが心配でしたが、
全然そんなことは無く、輪郭がハッキリしているように思いました。オーナー様の指定で大正解でした。

7月23日(月)

すでに加工済みのボディーに着色までのご依頼です。
傷などの確認作業を含め、改めてペーパーで生地を整えてから、ラッカーサンディングを吹き乾燥。

7月25日(水)

クリムゾンレッド?からダークヴァイオリンサンバーストへリフィニッシュ。
濃い茶色のベッコウPGとの色の相性も良い感じです。弦を張り、総合調整をし終了です。

7月28日(土)

マーカスミラーシグネイチャーモデルのPG製作です。
PGのみを送っていただきました。オリジナルにはシールの残りがあり、こちらもキレイに
取り除きます。白3P材で製作後、導電ノイズ処理を行ないました。

7月31日(火)

黒で着色しました。お客様のご希望でラッカートップは無しです。
塗装粒などはラッカー後、修正するのですが、ラッカー無しだと塗装後のツヤなどを
出すのがけっこう難しいです。

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