2014年12月分


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ピックアップ判断
 
音が鳴らないピックアップの確認です。
テープなどをほどき、ばらしてみましたが、片方のコイルに断線箇所がありました。
お互いのコイルを結線した部分が堅い塊になってしまったようで、
その固まりが強い力でコイル部分に押し付けるような形になり、断線してしまったようです。
このような場合、当方では修理不可能なので、オーナー様確認後作業終了としました。



グレコ ブギー
配線修理など・・


音が鳴っていない症状です。
配線部分を交換含め、配線チェックを行います。

  
センターピックアップはボリュームにて音が鳴る方式です。
逆位相になっているため、ハーフトーン位置でハム効果があります。
トグルスイッチ、CTSポット、スイッチクラフトジャック、配線交換を行いました。

 
ストラップピン交換など、細かい調整、パーツ清掃を済ませ、弦を張り、総合調整後作業終了です。



アリアプロII 
 
3ピックアップ仕様のリアピックアップをお持ち込みのピックアップへ交換しました。
弦交換を行い作業終了です。

コンデンサー交換

持ち込みの、バンブルビーコンデンサーに交換しました。
基盤に取り付けられているので、通常とは違う交換方法でした。

追記

バンブルビーコンデンサーに交換しましたが、オーナー様のお好みにより、
改めてオレンジドロップコンデンサーに交換しました。


 ギブソン レスポールカスタム

弦を張り、総合調整後、作業終了です。
調整時に、ナット溝が深いことが判明しました。開放弦で1フレット接触ギリギリな状態です。
オーナー様にお伝えして、とりあえず様子を見る。ということで作業を終了しました。


バークレイ フォークギター
 
弦高を下げるために、ブリッジサドルの削り調整をしました。


アイバニーズ 7弦

以前指板をスキャロップしたお客様で、総合調整のご依頼でした。

アリア レスポール

接触不良のトグルスイッチを交換しました。

ジャクソン ランディーV
赤ドット柄へリフィニッシュ

 
ランディーVを、下地赤、白丸のドット柄へリフィニッシュします。

 
パーツをすべて外し、塗装をはがしました。


塗装をはがし終えた後、生地調整を行います。
その後、サンディングを吹き、乾燥させます。


下地が赤、ドット白なので、先に赤ベタを吹きます。


ご依頼のお持ち込み時、オーナ様と一緒に、白ドットの径(サイズ)、間隔などをカタログなどから、決定しました。
ここで問題が発生しました。
当初、レタリングシート系のドットを使用する予定でしたが、塗料との相性が悪く、シワが出てしまいました。
なので、上記シート以外の方法で白ドットを再現することになりました。


検討の結果、マスキングテープを円形に切り出す方法を選択しました。
ネック両端の解りやすい位置を参考に、白ドットの間隔をおおよその位置で表しました。
ボディーRの部分、角の部分など、白ドットが数値通り並ばない場所に関しては、お預かり時オーナー様と確認済みです。
マスキングで丸部分を製作し、白を吹きます。


ボディーのR、ボディー変形部分など、可能な限りドットをそろえて、おかしくない範囲で整列させました。
白着色後、トップ塗装を行い、乾燥を待ちます。


途中書き忘れましたが、仕上げはウレタン塗装です。
ウレタントップ乾燥後、磨きを済ませ、パーツを組み上げていきます。


全てのパーツを組み上げて完成です。
変形部分と白ドットは必ずしも完全に整列していない個所がありますが、
おおよそカタログ通りの見た目になっていると思います。
完成までに大変お待たせして申し訳ありませんでした。

フェンダーストラト
ナット交換など…


汚れでくすんでしまったフレットを磨きました。

 
3弦の溝でナットが割れてしまっているので、無漂白牛骨ナットに交換します。


指板のRが丸い場合、チョーキングなどで音詰まりの症状が出ることがありますが、
このギターも若干その様な症状が出ていましたが、ネック調整、ネックポケットへのシムなどの調整で若干改善できました。

 




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