2015年8月分
ストラトボディー・ネックリフィニッシュ
電気関係のアッセンブリーが無い、ネックとボディーのオールラッカー仕様のリフィニッシュです。
パーツを外し、塗装をはがします。
おおかたの塗装をはがした後、先にコントロール内部ザグリに導電処理を行います。
ボディーの塗面をペーパーヤスリで整えた後、ヤニ止めを塗り、ラッカーサンディングを吹き乾燥させます。
サンディングの塗面を整えた後、ダフネブルー風で着色~ラッカートップ塗装を行いました。
数日の乾燥期間後、改めて塗面を調整し、仕上げ用のトップ塗装で仕上げます。
指板面に塗装がされていない状態だったので指板面のみ塗装を行います。
指板面をペーパーヤスリで生地調整を行いました。
指板面のみを塗装します。
ラッカーサンディングを吹き終え、乾燥後、着色を行います。
ボディー塗装同様トップ塗装後、仕上げ塗装を行います。
アッセンブリー以外のパーツを取り付け、組み上げます。
ラッカーの場合トップ吹きっぱなしの仕上げになります。
(ウレタン塗装仕上げの鏡面の様な仕上がりではありませんが、塗装による光沢はある仕上げです)
ギブソン レスポール
ピックアップ交換
ダンカンピックアップ・ファットキャット(SPH90)に、フロント、リア共交換しました。
ギブソンレスポール
ピックアップアッセンブリー交換
お持ち込みのピックアップ用のアッセンブリーを取り付け、お持ち込みのピックアップ
ディマジオPAFアニバーサリーモデルに交換しました。
ギブソン レスポール
ナット交換など…
サビでくすんでしまっているフレットを磨きました。同時に指板をオイルでケアします。
無漂白牛骨ナットに交換しました。
お持ち込みのギブソンピックアップ(57クラシック)へ交換。
弦をはり、調整後作業終了です。
裏パネルの製作
元のパネルを参考に、ミントグリーンと茶ベッコウで製作しました。
フェンダーストラト
約1・5~2・0mm程のフローティングをさせて、持ち込みの弦を張り総合調整後、作業終了です。
グレコ ストラト
ナット交換など…
ブリッジ固定のビスが両端の2本しかないので、同形状ではありませんが、似た径のビスで他の4本を代用しました。
ビス穴が合っていないので、ダボ処理でビス径に合わせ、ビスの長さなども調整し取り付けました。
ナット溝が深くなってしまったナットを交換します。
漂白牛骨ナットに交換しました
調整時に細かい追加がありました。
6弦駒のイモねじがサビなどで回らなくなってしまっているので、古いイモねじを専用工具で抜き、新しイモねじに交換しました。
5弦オクターブネジが曲がってしまって正常に回転できないので、似たネジに交換しました。
同時にスイッチクラフト製ジャックに交換しました。
弦を張り、総合調整後、作業終了です。
エピフォン TAKモデル
ナット交換
無漂白牛骨ナットに交換しました。
ギブソンレスポール
ネックのソリに問題があります。
ロッドのナットの角が無くなり、ロッド自体回せなくなっていましたが、何とか外すことができたので
新しいナットに交換し、隙間にスペーサーを入れる…など、ネック調整を行いました。が、
ロッドの効きが悪く、原因を判断すると、ロッド自体のたわみ不足が考えられます。
埋まってしまっているロッドなので正式な判断・確認はできませんでしたが、
可能な範囲での調整を行いました。
フェンダー テレキャスター
破損しているトーンポットを交換します。同時にボリュームポットもCTSポットに交換しました。
配線、コンデンサーなどはそのまま流用しています。
フェンダー ジャズべ
ノイズ・導電処理、ナット交換など…
ピックガード裏、ピックアップザグリ、コントロールザグリ内部に、ノイズ・導電処理を行いました。
サビなどでくすんでしまっているフレットを磨きました。
弦アースは、銅板を使ってブリッジからリアピックアップ銅板へ引き込む方法ですが、
根元から切れてしまう症状などが多く、弦アースが落ちないことになります。
ブリッジを外すと、コントロール穴へのアース用貫通穴がすでに開いていたので、アース線に変更しました。
ピックアップ本体にも導電・ノイズ処理を行います。
本体はコイルがむき出しなので、テープで保護した後ノイズ処理を行いアース配線を行いました。
無漂白牛骨ナットに交換しました。
ナット交換後、総合調整を行い作業終了です。