2011年1月分


宮田ギター工房 リペア一期一会に戻る

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フェルナンデスTEJ 布袋仕様へリフィニッシュ・他

フロントにサスティナーが付いているモデルです。
トップ面のみ布袋モデルのラインを塗装します。

2点支持ブリッジに不良個所があります。
DIY補修のボンド跡、ブカブカになってしまっている穴、などはスタッドの穴を埋めて、
あららためて穴を開け直す必要があります。
さらに、高さ調整のアンカーの頭部分が欠けてしまっています。
純正パーツを取り寄せ、補修修理を行います。

最初に塗装を剥がし終えました。

不良穴か所にダボを埋め込み、新たにスタッド穴を開け、取り付け確認を行いました。

生地調整後、オーナー様から模様の見本をいただいているので、その見本を元に
色分けのマスキングを行い、塗装を終了しました。
下地は黒に見えますが、実際は濃紺です。
(オリジナルのラインの外周は凸凹しているようなラインですが、オーナー様に確認をいただき
マスキングで直線のラインで作業しました)

トップ乾燥後、磨き作業、組み込みを行い、作業終了です。



バーンズ 補修修理など・・

古いギターなので、塗装の欠け、配線などを修理します。

欠けてしまった部分の補修です。ロゴ部分などの再生は不可能なので、仕上がりの程度はオーナー様と確認済みです。
なるべく周りの色と合わせて凹みを無くしました。

指板のサイド・バインディング部分はアルミを使用しているので、塗料の密着が悪く、
経年と合わせ、塗料がパリパリと剥がれてしまう状態でした。

できる部分はなるべく着色をして、凹みを無くすよう補修を行いました。
(アルミへの塗装のため、サイド塗料が剥がれてしまう可能性があることなどは、オーナー様と確認済みです。)

現行電気関係パーツに交換する際、いろいろと穴径が合わない部分があり、現行パーツに合わせた
穴用スペーサーなどを製作し、無事取り付けることができました。
CTSポット、スイッチクラフトジャック、オレンジドロップコンデンサー、ジャック、配線交換など
全面的に新しく交換しました。

総合調整後、作業終了です。

シェクター7弦ギター

ペグのナットに不良があり、ネジがきちんとかみ合っていなく空回りしてしまっているので
その部分を避けるため、ワッシャーを薄いものに変えました。
他、スイッチクラフト製ジャクに交換し、総合調整後、作業終了です。

ギブソンES135 ポット・スイッチ交換

スイッチの接触不良があるので、スイッチクラフト製スイッチに交換し、ボリュームにガリがあるため
CTS製ポットへ交換しました。1個だけの交換なので、その他のポットのトルクと合わせるため
トルクの軽いレトロスペックへ交換しました。

ダンカンベース ポット・配線交換など…

持ち込みのダンカンピックアップと同時に、ノイズ導電処理を行いました。

コンデンサーは元の物を流用し、CTSポット、スイッチクラフトジャック、配線交換を行い、
総合調整後、作業終了です。


ワーウィック・ベース ペグ交換

2弦の取り付けナット部分のネジの山が潰れてしまい、キチンとネジが閉まらない状態なので
ゴトー製でほぼ同型のモデルが見つかったので、ペグを交換しました。

総合調整後、作業終了です。


フェルナンデス・ストラト 総合調整
 
ネックの取り付け角度を再調整し、総合調整後、作業終了です。


フェルナンデス・タクヤモデル ナット交換など・・・


トレムナットへ交換しました。

ガリが出ていたのでジャック交換ですが、アクティブピックアップなのでスイッチクラフト・スイッチジャックへ交換しました。
お持ち込みのストリングスガイドも交換しました。

弦を貼り、総合調整後作業終了です。 


フェンダーストラト イングヴェイモデル 塗装補修など


ツノのサイド面部分にヒビがあり、その部分を押すと隙間がある状態です。
押すとペコペコ音がする状態で、ボディー材と塗装が部分的に密着が剥がれていると思います。
オーナー様と確認のうえ、現状より改善する、ことで確認しました。
隙間より硬化型塗料を流し込み、隙間の範囲を狭める、その後ボディー色に合わせたスジ部分の
塗装を行い補修しました。

フローティングさせて、総合調整後作業終了です。

フェンダーストラト ピックアップ交換他…

フレットに凹みが多いためすり合わせを行いました。
深いところに合わせてしまうと、低すぎてしまうので、低さと削りのバランスを取りすり合わせます。

ピックガードをホワイトパールで製作しました。

パーツ類はそのままでピックアップをすべて交換します。
フロント、ディマジオ・ファストトラック、センター、ディマジオクルーザー、リア、ディマジオ・チョッパー。
ルックスから判断するとハイパワーなピックアップを想像しますが、音はズバリ・ストラトの音で
テキサスタイプとは違うオーソドックスなストラトの音でノイズがかなり少ない印象でした。

オーナー様のご希望で一音半位上がるフローティングで調整し、
総合調整後、作業終了です。




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